JR以外の路線・京福
嵐山本線
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阪急電鉄京都本線の大宮駅から階段を上がって地上に出て、交差点を渡ったところにある四条大宮(しじょうおおみや)駅から西寄りに進んで、帷子ノ辻(かたびらのつじ)を通り、山陰本線嵯峨嵐山駅のそばにある嵐山(あらしやま)駅に至る電車の路線である。
沿線は山陰本線や阪急電鉄もあるが、微妙に経路がずれていて、駅の数も多く、お客はそこそこいる。
特に途中の太秦広隆寺(うずまさこうりゅうじ)駅の近くにある東映映画村が京都観光スポットとして人気があり、電車で行く人もいるようである。
高校生などが通学に使っているかどうか、サラリーマンが通勤に使っているかどうかはよくわからない。
修学旅行生が観光に使うことはあるようだが、クラス全員で乗るようなことはなく、せいぜい班行動で乗るくらいである。
△永平寺線
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京福電鉄京福本線の東古市(ひがしふるいち)駅から南に進み、坂道を上がって森の中の終点、永平寺(えいへいじ)駅に至る路線であった。
観光地として有名な永平寺はこの駅から歩いていける距離にあるが、多少坂を上る必要があった。
もっとも駅と永平寺の間にはみやげもの屋などがあり、けっこういい場所なので歩いてみるのがおすすめであった。
しかし、相次ぐ京福電鉄の正面衝突事故により営業を休止してしまい、永平寺線以外は後に「えちぜん鉄道」という別会社で電車が走るようになったのだが、永平寺線のみ鉄道としては廃止になってしまった。
もっとも、永平寺線が走っていた頃から永平寺に来る観光客はおもに観光ツアーバス客、自家用車客が多く、電車客は少ないようであった。
だから鉄道廃止が永平寺に来る客の数に影響を与えることはあまりないようである。
なお、東古市駅は現在永平寺口駅という名前に変わっている。
北野線
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京福電鉄嵐山本線の帷子ノ辻(かたびらのつじ)から北東に進んで、金閣寺のやや北にある北野白梅町(きたのはくばいちょう)駅に至る電車の路線である。
途中、無駄に駅名の長い、「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」という駅がある。2020年3月20日にこの駅名になるまでは等持院という駅名だった。
この日から約9ヶ月の間日本で一番長い駅名だったが、さらに長い駅名が現れたため日本一ではなくなった。
沿線は何か観光地があるわけでもなく、ただの住宅街の路線のようであるが、とりあえず残っているからにはお客がいるのだろう。
帷子ノ辻の北野白梅町行きのホームは柱のかげになって隠れた場所から出ることがあったのだが、今もそうなのだろうか?
北野白梅町からは京都駅行きのバスが出ているようだが、停留所がどこなのかわかりずらい。
△京福本線
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JR福井駅の東口にある京福電鉄の福井駅からやや北寄りに進み、東に向きを変えて川沿いを進み、福井口、東古市(ひがしふるいち)を通って終点の勝山に至る路線であった。
かなり古い電車がなんとか通っていた路線であった。
沿線は車がかなり普及していたが、雪の多い土地なので雪深い時期にはそうでない時期よりお客が多かったのではないかと思われる。高校生も乗っていただろう。
しかしなぜか相次ぐ正面衝突事故のせいで、京福電鉄はこの路線の経営をあきらめ、代わりに2003年から「えちぜん鉄道」がこの区間の経営を行うようになった。
それとともに東古市は永平寺口という駅名になった。
かつて京福本線が走っていた場所にはえちぜん鉄道勝山永平寺線が走っているが、2015年から約三年間、勝山永平寺線の福井駅は将来の北陸新幹線ホームを一時的にえちぜん鉄道のホームとして使用していたことで有名であった。
2018年6月24日に無事新ホームが完成し、えちぜん鉄道は新ホームを福井駅として使用を開始した。そして本格的に福井駅は北陸新幹線延伸に向けて動き始めた。
△三国芦原線
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京福電鉄京福本線の福井口駅から北西に進み、福井鉄道の田原町(たわらまち)駅を通り、温泉街が近い芦原湯町(あわらゆのまち)を通って海のそばの終点、三国港(みくにみなと)に至る電化路線であった。
電車は福井口から京福本線の福井駅に乗り入れていた。
北陸は温泉がたくさんあり、その中の1つである芦原温泉が芦原湯町から歩いていける距離にあり、温泉客がたくさん乗っていた路線であった。
また、三国港からさらにバスに乗っていった先には、東尋坊(とうじんぼう)などの著名な観光地があり、そこへ行く客もかなり乗っていた電車であった。
しかしなぜか相次ぐ正面衝突事故のせいで、京福電鉄はこの路線の経営をあきらめ、代わりに2003年から「えちぜん鉄道」がこの区間の経営を行うようになった。
2016年から、それまで離れていた福井鉄道の田原町とえちぜん鉄道の田原町がつながり、福井鉄道の電車がえちぜん鉄道に乗り入れるようになった。
ただし乗り入れ区間は福井市内の数駅のみで、芦原湯町や三国港に乗り入れるわけではない。