Sorry, Japanese only!

JR以外の路線・京阪

石山坂本線

リンク

タイトル旅した場所
98.はじめての夜行バス・加古川線 坂本・木津・谷川・加古川・姫路
112.ムーンライト九州と新宮夜行 北濃・九頭竜湖・厚狭・新宮・三河田原
114.松山の市電と九州の西友 道後温泉・光岡・佐賀・諫早・嵐山


てびき

「いしやまさかもとせん」と読む。

東海道本線の石山駅の南東にある滋賀県の石山寺駅から石山駅を通って北西に向かい、びわ湖浜大津駅を通って北から北北東に向きを変え、ほぼ湖西線沿いを進んで、湖西線の比叡山坂本(ひえいざんさかもと)から西に歩いたところにある坂本比叡山口(さかもとひえいざんぐち)駅に至る路線である。

それなりにお客は多いのだが、駅の数が多くて長距離移動には向かない路線である。
びわ湖浜大津駅から三条京阪を経由して太秦天神川(うずまさてんじんがわ)行きの電車(京津線)が出ているが、途中から地下鉄になってしまい、運賃が上がってしまうのも難点である。
坂本比叡山口駅から比叡山に行くケーブルカーの登り口までは歩いてすぐである。


なお、びわ湖浜大津、坂本比叡山口は1995~1999年の時点では浜大津、坂本という駅名だった。このため旅行記では浜大津、坂本という駅名で記述している。

宇治線

リンク

タイトル旅した場所
116.高千穂鉄道と南阿蘇鉄道 伊野・宿毛・高千穂・高森・私市


てびき

京阪本線の中書島(ちゅうしょじま)から東に分岐し、奈良線の桃山に近い桃山南口に至り、そこから奈良線に沿って南に向きを変え、京阪宇治駅に至る路線である。

特に住民以外の人が使う路線ではないと思われるためあまりお客も多くなさそうであるが、終点近くにある宇治の平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)に大阪から行く人が使うかもしれない。

ローカルな路線ではあるが、田んぼばかりで景色はいい路線である。

交野線

リンク

タイトル旅した場所
116.高千穂鉄道と南阿蘇鉄道 伊野・宿毛・高千穂・高森・私市


てびき

「交野」と書いて「かたの」と読む。

京阪本線の枚方市(ひらかたし)から南に分岐し、路線名の交野市(かたのし)を通り、JR片町線の河内磐船(かわちいわふね)駅のそばにある河内森駅を通り、終点私市(きさいち)駅に至る路線である。

特に住民以外の人が使う路線ではないためあまりお客も多くなさそうであるが、ほかに公共交通機関のない地域を通るため、なかなかがんばっている路線である。

京津線

リンク

タイトル旅した場所
112.ムーンライト九州と新宮夜行 北濃・九頭竜湖・厚狭・新宮・三河田原


てびき

京都市営地下鉄東西線の御陵(みささぎ)駅から東西線と分岐してしばらく並行して東に進み、東海道本線の山科(やましな)駅のそばの山科駅を通り、南に進む東西線とは分岐してさらに東に進み、京阪電鉄石山坂本線のびわ湖浜大津駅に至る電化路線である。

1997年11月ごろから、山科と御陵の間で京都市営地下鉄東西線に入り、そのまま京都市役所前まで乗り入れているが、それ以前は御陵から西もずっと地上を走り、京阪電鉄京阪本線の京阪三条駅の地上駅に至っていた。京阪三条~御陵間は京阪としては廃止になったわけである(のちに京都市役所前から太秦天神川(うずまさてんじんがわ)まで延長された)。

また、1995年の時点では浜大津駅(びわ湖浜大津の1995年当時の駅名)は石山坂本線のホームとは別に地上にホームがあってそこから京阪三条に向けて電車が出ていたが、2003年の時点では石山坂本線と同じホームから京津線も出ている。ただし浜大津を出てから数百メートルの間、道路上の軌道を走っている。

電車の本数は多く、びわ湖浜大津は大津市の中心地にあるためそれなりにお客がいる。自家用車の便が東京よりは良いが名古屋よりは悪い場所なので、そこそこ客はいるようである。


なお、びわ湖浜大津は1995~1999年の時点では浜大津という駅名だった。このため旅行記では浜大津という駅名で記述している。

京阪本線・鴨東線

リンク

タイトル旅した場所
112.ムーンライト九州と新宮夜行 北濃・九頭竜湖・厚狭・新宮・三河田原
115.急行砂丘と急行かすが 鳥取・福知山・天橋立・門真市・奈良
118.京都と金沢の旅行 京都・丸太町・二条・金沢・宮内
123.ムーンライト高知とムーンライト松山 水軒・桟橋通五丁目・宇和島・西神中央・伊賀上野
124.ムーンライト八重垣と博多南駅 八尾南・南巽・出雲市・宇美・博多南
127.関西のケーブルカー旅行その2 ウッディタウン中央・三木・鞍馬・比叡山坂本・二条


区間

JR京都駅から北にずっと進み、やや東に行ったところにある出町柳(でまちやなぎ)の地下駅から南に進み、京都市営地下鉄の駅のある三条に至り、さらに南に進んで東海道本線のそばの七条駅に至り、東海道本線の下をくぐって地上に出て東福寺で奈良線と接続し、向きをやや南西に変えて京阪宇治線が分岐する中書島(ちゅうしょじま)に至り、さらに南西に向きを変え、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)、大阪府に入って京阪交野(かたの)線が分岐する枚方市(ひらかたし)を通り、門真市(かどまし)を通ってJR大阪環状線と京橋で接続し、向きを西に変え地下に入って、京阪中之島(なかのしま)線が分岐する天満橋(てんまばし)を通り、そのまま地下を進んでOsaka Metro御堂筋(みどうすじ)線の淀屋橋(よどやばし)駅に至る路線である。

出町柳周辺はこの路線と叡山(えいざん)電鉄以外鉄道の交通機関がないので、かなりの客が使っていそうである。また、八幡市、枚方市、門真市付近も、阪急やJRの路線が淀川より西にあるのに対して淀川より東を通るのがこの路線だけなのでかなり使われていそうである。

また、大阪~京都間のお客も若干はいそうであるが、JR東海道線との接続がきわめて悪いので、神戸方面、米原方面、湖西線方面のお客にはほとんど使われていなさそうな感じである。

三条から南は京阪本線、北は鴨東線と呼ばれているらしく、運賃も三条から北は加算運賃が適用になっているらしい。そのため三条から神宮丸太町(じんぐうまるたまち)まで行こうとすると同じ京都市内なのにバスより運賃が高い。おそらく地下トンネルを掘ったので工事に金がかかったなどという理由で加算運賃を取っているのだろうと思われる。

淀駅近くに公営ギャンブル施設があるらしく、開催日はとても混雑する路線である。

優等列車

京阪本線には特急料金不要で七条から京橋までの間で停車しない駅のある特急が走っている。

停車する駅は、丹波橋(たんばばし)、中書島、樟葉(くずは)、枚方市の4駅で、これら以外の駅には停車しない。ほかにも停車しない駅のある特急以外の電車があるが、いずれもこの4駅には停車する。

もちろん各駅停車もあるが、各駅停車の大半は淀屋橋には行かず、天満橋から京阪中之島線に入り、中之島まで行っている。逆に各駅停車以外の電車の大半は淀屋橋行きである。

京阪中之島線が開業した当時は、このようにはっきりとした区別がなく、優等列車もかなり京阪中之島線に乗り入れていたのでそれでも便利になったのかもしれない。淀屋橋は京阪中之島線の大江橋の近くにあるので、各駅停車しか停車しない駅に行くなら大江橋から乗った方がいいのかもしれない。

復活した列車

以前は七条から京橋までノンストップの特急が走っていたことがあり、その後上記の通り最低4駅には停車するようになっていたが、2016年3月から土休日のみではあるが、午前中に七条方面、午後に京橋方面のノンストップ特急がそれぞれ数本復活した。しかしどれくらい客が乗るかわからないのでいつまで続くかは不明である。


なお、石清水八幡宮、祇園四条(ぎおんよじょう)、神宮丸太町は1995~1999年の時点では八幡市(やわたし)、四条、丸太町という駅名だった。石清水八幡宮に変更になったのは2019年だが、他の駅名はいつのまにか変更になっている。多少離れたところにある京都市営地下鉄に同名の駅があったので区別するため改称したのであろう。

このため旅行記では八幡市、四条、丸太町という駅名で記述している。