2009年01月05日
ピカソ
2008年12月11日に六本木の新国立美術館でピカソ展を見てきました。
彼の絵画の大半は、なかなかむずかしいものですが、よくよく考えてみれば、ピカソの絵って「世界地図」と同じなんじゃないかと思うようになりました。
メルカトル図法とか、正距方位図法とか、なにしろ「立体を平面にする」さまざまなやりかたですよね。ピカソの絵も同じで、立体を平面にするために、たとえて言えばグリーンランドがオーストラリアより大きくなったり、大陸が細長くなったり、そんなものなんだろうと思いました。
彼が数十年にもわたって絵を描き続けることができたのは、ひとえに彼の周囲のみなさんの協力があったからこそではないかと思っています。
さて、「図解!市町村合併」では、すべての市町村を長方形で表現するという、もしもピカソに石をぶつけようとする人がいれば、代わりに石をぶつけられそうなことをしておりますが、ピカソ展を見て勇気づけられました。市町村の東西が逆転していたり、小さいはずの市町村がとなりのもっと大きい市町村より大きくなっていたりしますが、今後ともこのままサイトを続けたいと思います。
稚拙 at xx:xx
2008年02月13日
楳図かずお御殿
楳図かずお氏が赤と白のボーダー柄の家を建てようとしているそうですが、これについて何か意見する能力がある人って少ないんじゃないかと思います。
なにしろ、「美的感覚」ってものを、教科書で教えていませんからね。
「美的感覚」ってやつは、生まれてきたときにそなわっているもので、どこかで教えるということもあるのかもしれませんが、小学校中学校、高校の大部分では、まあ生徒の自主性にまかせるくらいのことしかたぶんしていません。
どこかで教えるとしても、専門学校くらいでしょう。
ただ単に、赤と白のボーダーを見て不快に思う人がちょっと多いくらいで、「赤と白のボーダーを見て不快に思う人が多い」という「通説」は、ほとんどの人が教育で教えられていません。
いきおい、「文書にして明文化」しておく必要があるのです。
とは言っても、美的感覚って普遍的じゃないですからね。
たとえば、ケヤキ並木。
木々がきれいで美しいと思っている人がほとんどでしょうが、ぼくは、
・薄暗くて、そのせいで交差点に走ってくるオートバイが右折する乗用車と衝突する事故が起こる
と思っているので、ケヤキ並木はあまりいいものだと思っていません。
まあ、「美的感覚は時代により移り変わっていく」というのが現実だと思います。
さて、「美的感覚」がおかしいと思われている建物は、全国にどのくらいあるのでしょうね?
稚拙 at xx:xx