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JRの路線・J・あ

JR東西線

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タイトル旅した場所
108.大阪めぐりと筑豊本線の客車 大阪・大阪城北詰・神戸・直方・海の中道
115.急行砂丘と急行かすが 鳥取・福知山・天橋立・門真市・奈良


区間

大阪環状線および片町線の京橋駅から、東海道本線および福知山線の尼崎駅を、ほぼ全線地下を通って結ぶ路線である。

JRになって約10年後にできた路線で、なぜこのような路線ができたのかわからないが、おそらく片町線と福知山線の電車の本数を増やすために建設された路線と思われる。

東京で言うと横須賀線と総武本線を、東京駅の地下駅をつくることによりつなげたのと似ている。

この路線の中央に「北新地」という駅があり、JR大阪駅の南にあるのだが、大阪駅と同一駅扱いとなっており、北新地駅がらみでいろいろな特例がある。

JR東西線の運用開始以来、片町線のほぼすべての電車がJR東西線に乗り入れており、2011年2月までは福知山線から片町線まで直通する電車も多かったのだが、2011年3月以降、11時~16時の時間帯にJR東西線から福知山線に乗り入れる電車は平日休日を問わず、尼崎の1駅となりの塚口止まりとなった。この時間帯にJR東西線を利用する人は注意が必要である。

JR東西線から東海道本線の神戸方面に乗り入れる電車は従来通りである。


現在

2008年3月15日から約11年間、尼崎からJR東西線、片町線、おおさか東線、関西本線を経由して奈良駅に乗り入れる直通快速が走っていて、おおさか東線全通後この快速がどうなるか注目していたが、結局廃止になった。

目的地にもよるが、王寺などに行くなら2008年以前と同様に北新地から徒歩で大阪駅に行き、関西本線直通列車に乗るのが一番いいかもしれない。

吾妻線

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タイトル旅した場所
42.吾妻線と桐生周辺めぐり 中之条・大前・西桐生・大間々


区間

上越線の渋川(しぶかわ)駅から北西に進み、中之条(ながのじょう)を通り、向きを西寄りに変えて群馬原町、長野原草津口、万座・鹿沢口(まんざかざわぐち)を通って大前(おおまえ)に至る電化路線である。

吾妻線には特急列車も通り、上越線・高崎線経由で上野に向かっているが、大前には向かわず、長野原草津口が終点である。2016年3月までは万座・鹿沢口まで乗り入れていたが、長野原草津口に短縮されてしまった。
また、2017年2月まではすべての特急が川原湯温泉、一部の特急が群馬原町に停車していたが、2017年3月から通過するようになってしまった。

万座・鹿沢口に来る半分以上の普通列車が万座・鹿沢口止まりで、大前に来る電車は半分以下、1日約5往復である。

この路線は沿線に温泉などの観光施設があることはあるのだが、どれも駅から遠い。いちおうバスが連絡していることはしているのだが、やはり乗り換えなければならないというのは不便で、自家用車で観光施設に行く客が大半である。

だから一番多い客は一般的なローカル線と同様に高校生である。観光施設には東京近辺から直行のバスも運行が始まったし、この路線もそれほど客が多くなることはなさそうだ。いつまでこの路線が続くだろうか。

不便1

以前は渋川に来るすべての普通列車が上越線に乗り入れて高崎に向かっていたのだが、2017年3月から、なんと一部の電車が新前橋止まりになってしまった。その中には前述の大前発着の電車も含まれている。

もし接続の高崎方面の電車が大宮方向に進む電車なら、大宮に行くには新前橋のみで乗り換えれば良いのだが、残念ながらそのような吾妻線新前橋発着電車は新前橋行きの1本のみで、残りは高崎止まり(高崎始発)の電車にしか接続していないため、新前橋と高崎の双方で乗り換えが必要になってしまった。


不便2

従来、吾妻線の長野原草津口駅にはみどりの窓口があった。しかし2019年現在では閉鎖され、指定席券売機があるのみである。

2019年現在、駅近隣の草津温泉にはみどりの窓口が残っているので、草津温泉からバスやタクシーで長野原草津口に向かい吾妻線に乗る場合、もし指定席券売機の操作が苦手ならば、草津温泉のみどりの窓口できっぷを購入した方が良いだろう。


その他

2019年の水害で被害を受け、長野原草津口〜大前間が運休となっていたが、2020年2月に仮復旧した。ただし徐行運転が必要であるため、早朝の万座・鹿沢口→長野原草津口の一本のみバス代行が残っている。

秋田新幹線

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タイトル旅した場所
72.五能線と山寺 弘前・秋田・山寺
74.新幹線は八戸へ 新花巻・本八戸・大曲・新庄
92.智頭急行と北越急行 鳥取・小郡・甲浦・岩瀬浜・秋田


区間

東北新幹線の盛岡駅から、田沢湖、角館、大曲を通り、向きを変えて秋田駅に至る、東北新幹線も通ることが可能な車両を利用した高速運輸手段である。

盛岡~大曲間は田沢湖線の普通列車が通るレールをそのまま通り、大曲~秋田間は奥羽本線の普通列車が通るレールのとなりのレールを走る。

実はこの区間および山形新幹線は、便宜的に「新幹線」と呼んでいるだけで実は新幹線ではないのである。なにしろ踏切があるのだ。

乗り換えなしに秋田から東京に行けるのでお客はけっこう集まっているものの、秋田空港からの各地への航空機はマイレージを貯める人がいることもあって秋田新幹線開通時以前と同じくらい残っている。

需要はほぼ秋田県内にのみに限定されているが、盛岡~秋田間のみを考えるとかなり自家用車の交通が不便な場所を通るため、指定席が満席になるくらいの客はいるようである。

秋田からは盛岡には高速バスは走っていない。仙台や東京には走っているようだが、秋田新幹線ほど客はいないようで、なんとか秋田新幹線は残りそうである。

補足

なお、IGRいわて銀河鉄道は、

・盛岡までのJR線
・IGRいわて銀河鉄道の盛岡~好摩間
・好摩からの花輪線
を直通する場合、「盛岡までの運賃計算キロ」と「好摩からの運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、盛岡~好摩間の運賃を加算することができるが、無条件にこのような運賃計算が可能なのはIGRいわて銀河鉄道の好摩以北に乗らない場合のみで、乗る場合、大曲・花巻・新花巻から先、もしくは(目時から先青森まで青い森鉄道に乗る場合)青森から先があまりにも遠距離になると条件つきになる。

詳細は以下のサイトを参照のこと。

JR 連絡運輸 取扱会社線一覧表 JRと私鉄の通過連絡運輸について説明しているページです。


赤穂線

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タイトル旅した場所
84.宮本武蔵と小豆島 宮本武蔵・あわくら温泉・寒霞渓・書写山上
112.ムーンライト九州と新宮夜行 北濃・九頭竜湖・厚狭・新宮・三河田原


てびき

兵庫県、山陽本線の相生(あいおい)駅から南西に進み、播州赤穂(ばんしゅうあこう)を経て西に向きを変え、さらに北西に向きを変えて山陽本線の岡山県の駅、東岡山に至る電化路線である。

以前は相生に来た電車で姫路方面に乗り入れる電車は少なかったが、長浜~敦賀が直流化された頃から、播州赤穂から相生に来た電車は100%、少なくとも姫路には乗り入れるようになった。

ただし、長浜~敦賀直流化直後の一時期は湖西線・北陸本線まで乗り入れる電車が多かったが、現在は半分以上姫路止まりになった。

逆に播州赤穂で乗り換えが不要な電車は皆無になった。
東岡山に至る電車はすべて山陽本線に乗り入れて岡山駅に来ており、半分程度の電車はさらに山陽本線福山方面、伯備線、瀬戸大橋線方面に乗り入れている。

路線の景色としては、海沿いを走るわりには森の中をずっと進む路線である。

左沢線

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タイトル旅した場所
41.ムーンライトで左沢 新津・坂町・山形・左沢・高畠


てびき

「あてらざわせん」と読む。

奥羽本線の北山形駅から西に進み、寒河江(さがえ)を通って左沢に至る非電化路線である。

奥羽本線は福島から新庄まで標準軌であるが、北山形~山形間は仙山線も通る狭軌のレールを使って左沢線は山形に乗り入れている。

普通列車のみの路線である。昼前後に山形~寒河江間の列車があり、朝にも寒河江発山形行きがあるが、それ以外は左沢に行く列車である。

お客は高校生が多いが、山形が大都市なので山形に通勤する人もいくらか乗っているようである。