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JRの路線・や行

弥彦線

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タイトル旅した場所
76.男鹿線の虹・東三条のラーメン 盛岡・大館・男鹿・東三条・弥彦
88.新潟・山形の私鉄めぐり 五泉・月潟・ガーラ湯沢・利府・荒砥


てびき

信越本線の東三条駅から西に進み、上越新幹線の燕三条(つばめさんじょう)駅、そのとなりの燕駅、越後線の吉田駅を通り、弥彦(やひこ)駅に至る電化路線である。

あまり人口の多い土地ではないためそれほど客は多くなく、高校生がおもな乗客である。

1~2時間に1本程度電車が走っている。

弥彦駅の近くにはロープウェイもあるのだが、若干駅から離れているためロープウェイの客はたいてい自家用車で来るようである。

乗り放題のきっぷは、現在は土日に発売されるえちごツーデーパスくらいしかない。

山形新幹線

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タイトル旅した場所
74.新幹線は八戸へ 新花巻・本八戸・大曲・新庄
88.新潟・山形の私鉄めぐり 五泉・月潟・ガーラ湯沢・利府・荒砥
122.札幌雪祭りと北海道旅行 札幌・稚内・網走・久慈・盛


てびき

東北新幹線の福島駅から、米沢、山形を通り新庄駅に至る、東北新幹線も通ることが可能な車両を利用した高速運輸手段である。

実はこの区間および秋田新幹線は、便宜的に「新幹線」と呼んでいるだけで実は新幹線ではないのである。なにしろ踏切があるのだ。

とは言っても乗り換えなしに山形から東京に行けるのでお客は集まり、山形空港から羽田行き航空機がほとんど撤退してしまった。

その「ミニ新幹線」は、当初は福島~山形のみ走っていたが、その後福島~山形~新庄に延長された。

奥羽本線時代とは違い、秋田方面に向かう人たちは秋田新幹線を使うため、需要はほぼ山形県内にのみに限定されている。

高速バスも走ってはいるが、それほど客が集まっているようでもなく、山形新幹線は安泰のようである。

山口線

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92.智頭急行と北越急行 鳥取・小郡・甲浦・岩瀬浜・秋田


てびき

山口県中南部、山陽本線および山陽新幹線の新山口駅から北東に進み、湯田温泉、山口、津和野(つわの)を通り、山陰本線の益田(ますだ)駅に至る非電化路線である。

特急スーパーおきが山口線を通り、益田から山陰本線の鳥取まで乗り入れている。

普通列車は山口県の県庁のある山口駅と新山口駅の間は頻発しているが、その他の区間は若干列車数が少なく、約1~2時間おきである。

また、シーズンによっては新山口~津和野間にSLやまぐち号が走ることもある。普通列車扱いなので指定席券と青春18きっぷで乗れる。

新山口~山口間はそれなりにお客がいるが、それ以外は多少お客が少ない。特に萩に行くには新山口から益田経由で行くよりも新山口と萩を結ぶ直通バスを使った方が便利なので、そんなこともあって列車を使う人は少なくなっている。

でも沿線の津和野はけっこう名高い観光地らしいので、できれば山口線を使ってほしいものだが、大阪から直通の夜行高速バスとかも出ており、どことなく不利な感じのする路線である(以前は東京からも津和野に行ける夜行バスがあったが廃止された)。

なお、ぼくが旅行した時点では新山口駅は小郡(おごおり)駅という名称だったため、文中でも小郡と書いてある。

2013年7月の水害により津和野~地福(じふく)間が運休していたが、2014年に復旧した。特急スーパーおきやSLやまぐち号も復旧している。

山田線

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77.岩泉線・仙台の深夜散歩 釜石・岩泉・泉中央・女川・秋田


区間

東北新幹線・秋田新幹線・東北本線・田沢湖線の盛岡駅から東に進み、茂市(もいち)を通り、三陸鉄道の宮古(みやこ)駅に至る非電化路線である。

東北地方では比較的人口の多い盛岡を通る路線なのだが、とても列車数が少なく、1日に数往復しか走っていない。

多少運賃は高いが、もし盛岡から宮古に行くのならバスを使うと便利である。ほぼ1時間に1本出ている。

宮古は近くに浄土ヶ浜(じょうどがはま)という観光地もあり、それなりに観光客も多く、宮古までにそれほど整備された道路もないのだが、それでもJRより自家用車の方が便利な土地柄であり、乗客のほとんどは学生である。

以前は宮古から、同じ岩手県にある釜石(かまいし)線の終点、釜石までも山田線の一部であったが、津波のためこの区間は運行を休止してしまい、とうとうJR東日本は「JRとしての宮古~釜石間の復旧」をあきらめてしまっい、2019年3月に三陸鉄道の一部として復旧した。

山田線として残った区間の乗客数は少なく、今後無事存続するか心配な路線である。

補足

なお、IGRいわて銀河鉄道は、

・盛岡までの山田線
・IGRいわて銀河鉄道の盛岡~好摩間
・好摩からの花輪線
を直通する場合、「盛岡までの運賃計算キロ」と「好摩からの運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、盛岡~好摩間の運賃を加算することができるが、無条件にこのような運賃計算が可能なのはIGRいわて銀河鉄道の好摩以北に乗らない場合のみで、好摩から目時経由で青森まで青い森鉄道に乗る場合、青森から先があまりにも遠距離になると条件つきになる。

詳細は以下のサイトを参照のこと。

JR 連絡運輸 取扱会社線一覧表 JRと私鉄の通過連絡運輸について説明しているページです。


山手線

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タイトル旅した場所
34.伊集院光と女子マラソン 池袋・蒲田・横浜・関内
85.熱海のすかいらーくと特急あやめ 熊谷・高麗川・熱海・成田空港・鹿島神宮


区間

一般的には、東海道本線の品川駅から、大崎、恵比寿、渋谷、新宿、池袋、巣鴨(すがも)、田端(たばた)を通り、上野、秋葉原、東京を通って品川に戻ってくる電化路線が山手線と呼ばれている。

左側通行の複線である関係で、時計回り(品川→池袋→田端→品川)の系統は一般的に外回り、反時計回り(品川→田端→池袋→品川)の系統は一般的に内回りと呼ばれている。

正式にはこの路線のうち品川→池袋→田端のみが山手線で、田端~東京は東北本線の一部、東京~品川は東海道本線の一部である。しかし、これらの区間では東北本線の大宮以遠、東海道本線の藤沢以遠に進む電車が停車しない駅が含まれており、そのような駅はあまり東北本線・東海道本線の駅とは呼ばれておらず、一般的には山手線の駅として認識されている。

1日の間に同じ列車が何周もすることも多い。朝から晩まで同じ列車が通るのが山手線の特徴である。

山手貨物線

また、これらの区間のうち品川~池袋間では、上記の外回り・内回りの電化路線とは別に以下の電車が通るための路線がある。

・通称埼京線
・通称湘南新宿ライン
・特急成田エクスプレス
・特急サフィール踊り子

この路線は「山手貨物線」という名称で、もともと貨物列車がおもに走っていた。しかし国鉄がJRになった頃に埼京線が走るようになり、スーパービュー踊り子(2020年3月にサフィール踊り子に置き換えられた列車)や成田エクスプレス、そして臨時列車も走るようになり、2000年を過ぎてから湘南新宿ラインも走るようになった。

東北本線や東海道本線に乗り入れる、東京駅を含む区間では山手線は専用区間を通るが、山手線のレールを工事する時などごくまれに通称京浜東北線が通る路線に移動して運行することもある。人身事故などが起きた際にもこの運行が行われている。

利用状況

この路線は平日の朝晩は特に客が多い。それ以外の時間帯もその時ほどではないがやはり客は多い。特に池袋から品川までの客が多い。

2015年3月から上野東京ラインが開業して若干乗客がそちらに流れたものの、それでも依然として上野から東京まで乗客がたくさん乗るため混雑しがちである。

そんなこともあってこの路線が廃止になることは考えられない。場所によっては地下鉄の方が安い区間もあることはある(例:渋谷~有楽町)が、地下鉄の運賃は年ごとに上がっており、今後とも存続することが見込まれる区間である。

乗り継ぎ割引

池袋・新宿~伊豆急下田間を走る特急踊り子は熱海でひかりやこだまに乗り継ぐと条件が合えば乗り継ぎ割引が受けられるのだが、残念ながらサフィール踊り子は乗り継ぎ割引できなくなった。サフィール踊り子から新幹線に熱海で乗り継ごうとしている人は注意しよう。

横須賀線

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タイトル旅した場所
9.浦賀から橋本へ 浦賀・逗子・藤沢・唐木田・橋本
16.一般周遊券の余りで鎌倉 羽田空港・新横浜・鎌倉
81.不思議な急行 勿来・いわき・逗子・大船
85.熱海のすかいらーくと特急あやめ 熊谷・高麗川・熱海・成田空港・鹿島神宮
86.青梅線・五日市線・久留里線 奥多摩・武蔵五日市・川越・安房鴨川・上総亀山
125.二度目の東京ミニ周遊券旅行 三保の松原・大宮・柏・横須賀・御前崎


区間

東海道本線の大船(おおふな)駅から南、やや南東寄りに進み、鎌倉、逗子(ずし)、横須賀を通って終点久里浜に至る電化路線である。

半分くらいの電車は大船から逗子止まりである。逗子から先に行く電車も、逗子で半分以上の車両を切り離して横須賀や久里浜に向かうことが多い。横須賀止まりの電車もある。

逗子を出た電車の多数は大船から東海道本線に乗り入れて東京に向かうが、横須賀線は横浜~品川間は川崎を通らず、新川崎、西大井という川崎より内陸の駅を通って品川に向かい、さらに新橋と東京は藤沢・川崎から来た東海道本線の電車が地上のホームに向かうのに対して逗子・西大井からの電車は地下のホームに向かう。
東京の地下ホームから先、総武本線に乗り入れて津田沼・千葉に向かう電車もあり、千葉から先、外房線・内房線・成田線に向かう電車もある。

2000年代になって、西大井から品川ではなく大崎に向かい、その後埼京線と同じレールを通って池袋まで来た後で、貨物線経由で大宮に向かう、通称「湘南新宿ライン」を経由して東北本線に乗り入れ、宇都宮に向かう電車が増えているほか、2019年には新宿から大崎、西大井、武蔵小杉と来た後で分岐して新川崎を通らず進み、相鉄の羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)に至る電車も走っている。

ほとんどの電車は普通電車だが、まれに「ぶらり横浜・鎌倉号」などの急行列車などが走ることがある(その後一時期快速ぶらり横浜・鎌倉号として走っていたが、現在は走っていない)。

利用状況

この電車は鎌倉が観光地なのでそれなりに客がいる。しかし、横須賀・久里浜は京浜急行も走っていて、若干横須賀線の方が運賃が高いので鎌倉や逗子から先はそれほど客が多いわけではない。
また、東海道本線上にある東戸塚・保土ヶ谷(ほどがや)は藤沢から来た電車は必ず通過し、鎌倉から来た電車のみ停車する駅なので、それなりに使われているようである。

西大井は近所の住民くらいしか利用者はいないが、新川崎は近所に企業のビルができていて通勤者が使うことが考えられる。

2010年3月13日に新川崎と西大井の間、南武線の武蔵小杉のホームから多少離れた場所に新たに武蔵小杉のホームが完成し、横須賀線はもとより湘南新宿ライン、横浜発着の成田エクスプレスなどが停車するようになったが、南武線との乗り換え時間はけっこうかかる。となりの向河原(むかいがわら)とほぼ中間の距離にあるのである(前述の通り相鉄の羽沢横浜国大から来る電車も武蔵小杉に停車する)。

久里浜からバスに乗った先には、内房線の浜金谷駅の近くに行く東京湾フェリーが運行しており、けっこう客がいるのはいいのだが、フェリーなので悪天候時には運休するのが難点である。

乗り継ぎ割引

池袋・新宿~伊豆急下田間を走る特急踊り子は横須賀線の武蔵小杉から熱海まで来て、熱海でひかりやこだまに乗り継ぐと条件が合えば乗り継ぎ割引が受けられるのだが、残念ながらサフィール踊り子は乗り継ぎ割引できなくなった。武蔵小杉からサフィール踊り子に乗って、新幹線に熱海で乗り継ごうとしている人は注意しよう。

横浜線

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タイトル旅した場所
16.一般周遊券の余りで鎌倉 羽田空港・新横浜・鎌倉
85.熱海のすかいらーくと特急あやめ 熊谷・高麗川・熱海・成田空港・鹿島神宮


てびき

東海道本線の東神奈川駅から北西に進み、東急東横線の菊名(きくな)、東海道新幹線および横浜市営地下鉄の新横浜、横浜市営地下鉄の中山、東急田園都市線の長津田(ながつた)、小田急電鉄の町田、相模線および京王相模原線の橋本を通り、中央本線の八王子に至る電化路線である。

ほとんど普通列車で、しばしば快速も走る。

半分近くの電車は東神奈川から八王子までの電車だが、東神奈川から京浜東北線・根岸線に乗り入れて桜木町、磯子や大船に行く電車も走っている。橋本止まり・町田止まりもある。

相模線の電車が橋本から八王子まで乗り入れることもある。

この路線は短い区間の利用者がとても多い。上にあげた私鉄との乗り換え駅まで進み、乗り換えて渋谷・新宿などの山手線方面に向かう客がとても多いのだ。

大企業の工場などもあることはあって、通勤客の目的地になってはいる。しかし沿線から多少離れたところでは綾瀬市などの鉄道駅のない場所もあり、一定以上に客が増えないようである。

とは言え沿線の道路がとても渋滞することもあり、鉄道を選択する客は多そうだ。今後とも存続しそうな路線である。

なお以前は土日に1往復、横浜から中央本線の松本に向けて走る臨時特急はまかいじ号が横浜線を経由していた時代もあったが、2019年春は運行しておらず、夏も運行しないようなので、もう走らないのだろう。

予讃線(翌)

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タイトル旅した場所
107.しまなみ海道とジャンボフェリー 尾道・今治・沖松島・三ノ宮
113.香川と徳島の旅行 京都・鳴門・琴平・和田山・敦賀
120.ごめんなはり線とサンライズ瀬戸 摩耶ケーブル・新今宮・奈半利・琴平・坂出
123.ムーンライト高知とムーンライト松山 水軒・桟橋通五丁目・宇和島・西神中央・伊賀上野


区間

以下の3区間から構成される路線である。

(1) 香川県の高松駅から坂出、丸亀、多度津、観音寺、新居浜、伊予西条、今治、松山、伊予市、五郎、伊予大洲、八幡浜を通って愛媛県の宇和島(うわじま)駅に至る区間。
高松から伊予市までは電化されていて、伊予市~宇和島間は非電化である。
(2) 伊予市の隣の向井原(むかいばら)から内子(うちこ)に至る区間。
(3) 伊予大洲から1駅隣の新谷(にいや)に至る区間。(2)、(3)の区間は非電化である。

特急は、(1)の区間の高松~向井原間、伊予大洲~宇和島間と(2)、(3)の区間に走っている。
(1)の区間の向井原~伊予大洲間には普通列車しか走っていない。

特急

予讃線を走っている特急は以下のとおりである。

・特急うずしお
・特急いしづち
・特急しおかぜ
・特急宇和海(うわかい)
・特急しまんと
・特急南風(なんぷう)
・特急モーニングEXP高松
・特急ミッドナイトEXP高松
・特急モーニングEXP松山
・特急ミッドナイトEXP松山

特急うずしおは高松~宇多津間を走る。
特急いしづちは高松~松山間を走る。
特急しおかぜは宇多津~松山間を走る。
特急宇和海は松山~向井原~内子、新谷~伊予大洲~宇和島間を走る。
特急しまんとは高松~多度津間を走る。
特急南風は宇多津~多度津間を走る。
特急モーニングEXP高松・特急ミッドナイトEXP高松は高松~伊予西条間を走る。
特急モーニングEXP松山・特急ミッドナイトEXP松山は新居浜~松山間を走る。

運行頻度

予讃線でお客が多い区間、(岡山~)宇多津~松山間および高松~松山間だけで見てみると、だいたい特急は約1時間に1本走っている。松山~宇和島間も同様に約1時間に1本走っている。

普通列車は高松~観音寺間が最も多く、約20分に1本である。観音寺~松山~伊予市間も約30分~1時間おきに走っているが、伊予市より西は間隔がかなりあいていて、内子線経由も五郎経由も約1時間~2時間おきである。

景色

景色としては、高松~伊予市までは海岸寄りの平野を走り、途中瀬戸内海が見える。

伊予市より西は、五郎経由の区間では瀬戸内海が見えるが内子線関連(上記(2)、(3))では内陸を走る。伊予大洲~宇和島も多少内陸寄りを走っている。

やはり海の見える場所を昼間通るのがおすすめである。

補足

なお、2014年4月1日より、自由席特急券の有効期間が2日から1日に短縮された。このため、出発地によっては夜遅くの予讃線の特急に乗る際に午前0時をまわる可能性がある。

その際厳密に規則を適用すれば翌日の自由席特急券でないと無効ということになる。そんなに厳密な適用となるかはわからないが、念のため自由席特急券は買わずに車内精算した方がいいかもしれない。

この時おつりがいらないように細かい金を持っておくべきだろう。

予土線

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タイトル旅した場所
123.ムーンライト高知とムーンライト松山 水軒・桟橋通五丁目・宇和島・西神中央・伊賀上野


てびき

予讃線の北宇和島駅から分岐し、ほぼまっすぐ東に進んで江川崎(えかわさき)を通り、土佐くろしお鉄道の若井(わかい)駅に至る非電化路線である。

すべての列車は北宇和島から予讃線の宇和島に乗り入れ、また若井から土佐くろしお鉄道に乗り入れて土讃線と土佐くろしお鉄道の境界の駅、窪川(くぼかわ)まで乗り入れている。

ただし、土佐くろしお鉄道の若井~窪川間は七尾線の七尾~和倉温泉間にみられる二重戸籍区間ではないため、

・若井までの予土線
・土佐くろしお鉄道の若井~窪川間
・窪川からの土讃線
を直通する場合、「予土線を含む運賃計算キロ」と「土讃線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、若井~窪川間の運賃を加算した合計金額が必要になる。注意してほしい。

途中四万十(しまんと)川に沿って進むため、その区間では川の景色がとてもきれいである。

臨時特急がごくまれに走ることもあるが、たいていはやや新しめのディーゼル車の普通列車が走るだけの路線である。

列車数は少なく、だいたい2~3時間おきに列車が走っている。

途中、北宇和島~江川崎間が未開通だった時代があり、その区間が開通したのは国鉄も末期となったころだったようである。

この路線は「並行する道路が未整備のため廃止を免れている路線」となっているようである。

そして、道路が整備される見込みがないためなんとか残りそうな路線である。

米坂線

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タイトル旅した場所
41.ムーンライトで左沢 新津・坂町・山形・左沢・高畠
88.新潟・山形の私鉄めぐり 五泉・月潟・ガーラ湯沢・利府・荒砥
132.仙石線と只見線 鳴子温泉・東塩釜・あおば通・会津若松・小出


てびき

新潟県にある羽越本線の坂町(さかまち)駅から東に進み、小国(おぐに)、今泉を通って南東に向きを変え、奥羽本線の米沢駅に至る非電化路線である。

米沢~今泉間は1~2時間に1本程度ディーゼル車が走っているが、それ以外の区間はあまり列車の本数は多くなく、午前中などは数時間列車が来ない時間帯がある。

高校生がおもな乗客である。米沢近辺の客が多いが坂町の近くでも乗っている。

以前は仙台から新潟まで急行が走っていたこともあるのだが、現在は普通列車しか走っていない。

仙台から新潟に向かう客が皆無というわけではないのだが、急ぐ人は新幹線で大宮経由、急がない人は高速バスを使うようである。

川が見えて景色のいい路線なので、一度は景色を見てみたい路線である。