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Sorry, Japanese only! (1996年3月その1)

89.姫新線旅行

説明

背景1

青春18きっぷが不便になるというニュースが飛び込んで来ました。

今まで5枚1組で、1枚ずつ使える形式だったきっぷが、1996年春から5日分1枚になるそうです。

値上げはしないそうです。値上げの方がよっぽどましだなあと感じました。

なんでもこのきっぷは「公式には」別の人に譲ることも禁止されているそうです。とは言っても車掌さんがきっぷを見ても別の人から譲られたきっぷかはわからないので、1日分を使い回しするのは明らかな禁止ですが、それ以外のことは大目に見られているようです。
新しいきっぷのルールをどう読んでも良くわからなかったので、要するに1枚のきっぷはベースとなる1人の人が必要で、きっぷを使い切るまでのどの1~5日も、そのベースの人が使っていなければならない、というのが公式なルールなんだろう、と思いました。

まあ、めんどうだから1回買ったらあとは1人で5回分使い切れ、というルールだと思ってもさしつかえないんだろうなあと思いました。それならめんどうだから、この春は青春18きっぷを使うのはやめようかなあ、と思っていました。


背景2

さて、そんなことを考えていたある日、これとは全く別のこんな疑問について考えました。

・東急の夜行バスはどこで買えば手数料なしで買えるんだ?

この疑問を解明しようと思い、2月のある日、ぼくは渋谷に出かけました。
そして、1996年当時の渋谷の東急の夜行バスの乗り場である渋谷東急イン(JR渋谷駅山手線の内側の出口から原宿寄りに数百メートル進む)に行ってみました。

東急インに着きました。いかにもホテルです。さてどこできこうかな?

ドアを開けて入ってみると、ホテルのフロントらしい場所とは別に、いかにも旅行会社っぽい雰囲気の窓口がありました。
窓口で思い切ってきいてみました。

「東急の夜行バスは、どこで買えば手数料の515円を払わなくても済むんですか?」
「ここでなら手数料なしで買えますよ」

う~んそ~かあ。手数料なしで買えるのかあ、と、そういうやりとりをしているうちに、ふと無性にこの夜行バスに乗りたくなり、旅行に行きたくなってしまいました。
よし、まだ乗っていない姫新線に乗ろうと思い、

「3月X日の渋谷から松江までと、3月Y日の姫路から渋谷までをください」

と言ってしまいました。

もちろん席はあり、たちまち発券され、お金を払ってチケットを受け取りました。


背景3

あ~あ、とうとう買っちゃった。当然松江から姫路までは青春18きっぷを使う必要があるし、そうなるとこの春は5回旅行しなくちゃならないな、と考えました。

どうしようかなあ、大垣行き夜行ばかり使うのもなんだし、大垣行きで3回、もう1回は今回と同じ往復高速バス旅行にしようと思い、計画を立てることにしましたが、とりあえず別の機会に書きます。

まずはこの不便になった青春18きっぷの第一回目に使った時の説明です。

高速バス・渋谷~松江

渋谷駅周辺

渋谷に着いた。ぼくはハチ公の前を通り、山手線のガードをくぐって交差点を北に曲がり、東急インの前までやってきた。

今日はここから島根県の松江までバスに乗る予定である。

発車時刻は午後8時ごろで、まだちょっと時間がある。食事をしていないので、どこかで食事にしようと思い、近くの天丼屋で食事をした。

そして東急インに戻る。高速バスに乗るお客がだんだん集まってきた。

そして東急イン前に出雲市行きのバスが到着した。青いバスである。
「ミルキーウェイ」という名前の東急のバスである。2年前に姫路から渋谷まで乗ったバスと同じ種類のバスである。

今日の目的地は松江であるが、この出雲市行きバスは途中松江駅に寄って行くので松江でも降りられるのである。

2年ぶり、正確には1年3ヶ月ぶりに高速バスに乗り込んだ。あの時と同じ3列の独立シートである。

席にすわってシートベルトをしめた。

なにごともなく、そのまま発車する。


渋谷~富士川

発車すると首都高速に入る。しばらくは渋滞していたが、神奈川県に入ってしばらくしたところでスピードが上がりだす。

車内のビデオで高速バス車内の設備の案内がある。いつものようにぼーっとして見ている。

そのうち映画が始まった。映画の音声はイヤホンで聴けばいいらしい。興味がない人は別の音楽を聴くこともできるらしい。とりあえず何も聴かずにぼーっとして、追い越していく車を見ながら進む。高速バスってけっこう速いので、自家用車には追い越されるけど、トラックなんかは逆に追い越していくのである。そうやって約2時間が過ぎる。

バスはサービスエリアで停車した。2年前の広島行きのニューブリーズ号でも停車した富士川サービスエリアである。けっこう高速バスって停まるサービスエリアが決まっているらしい。

トイレに行ってバスに戻る。

ここで消灯である。ムーンライトながらみたいな列車にしか乗らない人は知らないだろうが、夜行バスというものは夜になると窓ガラスの所にあるカーテンがしめられ、電灯も消えて文字どおり真っ暗になるのである。

しばらくはカーテンをめくって景色を見ていたが、やがて飽きてきて眠ってしまう。


蒜山~松江

目が覚めたのでカーテンをめくって窓の外を見てみた。雪である。3月はじめの山陰地方は雪の季節なのである。

バスはとある場所で停車した。蒜山(ひるぜん)サービスエリアと言うらしい。

ここではいちおうトイレ休憩ということで外に出られるらしいが、さすがにそんな元気もなく、しばらくして再びバスは発車した。

バスはふきすさぶ雪の中を、山と山の間を走る。しばらくして山が見えなくなってきた。どうやら米子が近づいたらしい。

そのまま平地を進む。ときおり山陰本線らしいレールが見える。

「間もなく松江駅前に停車です」というアナウンスが入る。それとともに昨晩見たビデオがまた映った。島根県の観光案内のようである。観光案内が終わり、車内は身じたくをする人たちでいっぱいになった。ぼくも降りる準備をした。

そしてバスは松江駅に到着した。

かなり定刻より早く到着したので、1本早い電車に間に合いそうだと考えた。


補足

なお、現在渋谷発松江経由出雲市行きの夜行高速バスは東急イン前ではなく、井の頭線渋谷駅の建物の屋上にあるバスターミナルから発車している。

伯備線

新しい青春18きっぷ

ミルキーウェイ号が松江に着いたのが定刻より早かったため、かなり早い伯備線の新見(にいみ)行きに乗ることができそうなので急いで松江駅に向かい、青春18きっぷを取り出した。
それにしても変なきっぷになってしまったものだ。今年の1月までは、5枚つづりで1枚1枚の中央に日付のスタンプを押す場所があって、乗車前にみどりの窓口などで日付をもらっていたものだが、この3月からのきっぷは日付のスタンプを押す場所が5箇所あり、使うごとにスタンプを押してもらうらしい。

今持っているきっぷはJTBトラベランドで買った18きっぷなので多少大きめの紙の券だが、JRの窓口だともっと小さい券なのだろう。さてちゃんと改札は通れるのだろうか。
改札に見せると「1日目」の所にペタンと改札印を押してもらった。なにしろ、以前はきっぷはハサミを入れるものだったが、いつのまにかスタンプが全国的に広まっているのである。広まったから青春18きっぷがこの形式にできたのだろう。


松江~新見

さて、階段をのぼると新見行きの電車があった。新しい青春18きっぷの使い始めは松江になったのである。ふだん東海道線とかに走っているのと同じ色の電車に乗る。そんなに混雑はしていなかった。
山陰本線を東に進んで米子に行き、米子から伯備線に入っていく。だんだん山に向けて進んでいくと、つい数時間前に高速道路で見た雪がまた降り出してきた。
お客もほとんどなく、がらがらの電車が雪が吹きすさぶ中を進んでいく。はじめての山陰だったが、すぐに岡山県入りとなり、そのまま新見駅に定刻に着いた。

予定より早い姫新(きしん)線の列車に乗ることができるので、今日は予定通りJRが動けば新見から姫路まで姫新線に乗る他に、津山から智頭(ちず)まで寄り道できそうだなと思った。
電車を降りて姫新線のディーゼルカーに向かった。

姫新線その1

新見~津山

松江から乗ってきた伯備線の電車を新見で降りた。新見の駅は芸備線や姫新線とのジャンクションになっているわりにはこじんまりとした駅であった。そんな中を津山行きの列車を探す。

あったあった。なかなか古めかしいディーゼル車だ。乗ってみると暖房がガンガンに効いている。
こっちの地方は3月はじめはまだまだ冬なのだろう。

乗ってしばらく待ったが、さすがに土曜の午前中だけあってお客はほとんど乗って来なかった。
そのまま発車である。

新見の街を離れ、ディーゼル車は畑ばかりの場所に入っていく。

そのうち雪が降り出した。松江まで乗ったバスでも雪が見えたし、ここは中国自動車道が近いからここでも雪が降っているのだろう。

北の方に高い山が見える。そして窓の外は雪がうずまいている。
そんななんとも幻想的な中を古めかしいディーゼル車は進んでいく。

中国勝山を過ぎ、津山に近づくと雪はやんだ。

あまりお客も増えないまま1年数ヶ月ぶりに津山に到着である。あの時は夜中だったから、昼間の津山を見るのは初めてである。


津山駅周辺

さて、ここからはまっすぐ姫路に行かずに、因美線の智頭に寄り道して行こう。津山線にはおととし乗ったから、智頭まで往復しておけばあとでスーパーはくとに乗ればこのあたりの鉄道にはすべて乗ったことになるからだ。

次の因美線の列車までは1時間近く余裕があるので食事でもしていこうと思った。

おととし津山に来た時は、確か駅の北の品川行き高速バスの停留所のそばのラーメン屋に寄ったっけなあと思いながら細い道を歩いてみたが、どうやら営業していないようだ。

それとともに、川の向こうに大都会とは言えないけれども、高いビルがたくさん建っている場所を見つけた。

ぼくはこれを見て、上越線の小出駅を思い出していた。

あの駅も商店街があるような街は小出駅のそばの橋を渡った先にあった。

おそらく蒸気機関車時代に、鉄道が都市から敬遠されて川の向こうに駅がつくられたのだろう。

たぶん全国にこういう街と川1つへだてた駅がたくさんあるのだろうと思った。

とりあえず昼食は川を渡った先で食べようと思い、橋を探すことにした。


昼食

橋は右の方に見つかった。渡るとちょっとした都会である。

しばらく橋から進んだところで洋食屋を見つけた。よし、ここで昼食にしよう。

スパゲッティを注文することにした。ずるずるずる。今日もうまい。

スパゲッティを食べ終わり、ぼくはまた川を渡った。

高校生らしい女の子たちが仲良くおしゃべりしている。なかなかすがすがしい風景だなあと思いながらぼくは津山駅へと向かっていった。

因美線

旅行記本文

スパゲッティを食べ終わって橋を渡り、津山駅に戻ってきた。
青春18きっぷを見せて改札に入る。智頭(ちず)行きのディーゼル車は高校生でいっぱいだった。とりあえず立って過ごすことにする。ディーゼル車は発車する。すぐに津山の盆地を後にして山の中に入っていく。

そのうち伯備線や姫新線で見えた雪がまた降り出した。3月でも山陰地方はまだまだ雪が降るのである。
高校生は駅ごとにどんどん降りていき、なんとかすわれた。あとはがらがらのまま県境を越え、智頭に到着した。ここで降り、いったん改札を出ることにした。

改札を出てみたものの、特にめずらしいものがあるわけでもなく、お店があるわけでもない。自動販売機でコーラでも買っていこう。
そして津山行きに乗る。今度はお客が数人しかいない。また発車し、岡山県に戻る。コーラを飲む。
また雪が降り出した。雪の中をディーゼル車は走り、津山の盆地に入ると雪はおさまった。
客はまったく乗ってこないまま終点津山に到着した。ぼくはディーゼル車を降りて姫路行きの姫新線の快速に乗り換えることにした。

姫新線その2

津山~佐用

智頭から乗ってきた因美線のディーゼル車を降りて、ぼくは階段を使って姫新線の姫路行き快速に乗り換えた。なにしろ津山駅はいろいろな方向にディーゼル車が散っていくので列車を確認するのがたいへんだ。でもちゃんと「姫路」と書いてあるので姫路行きということがわかる。

土曜のお昼であるが、さっき乗った因美線と違い、高校生もあまり乗っておらず、すいている車内である。ディーゼル車は津山駅を発車した。

快速なのですいすい飛ばしていく。すぐに市街地から離れていく。

やがて景色は左右に森が広がる小さな盆地の風景になり、左手に中国自動車道が見え隠れするようになった。そんな風景のまま約1時間が過ぎる。

右手から真新しい線路が合流してきた。どうやら智頭急行のようだ。そしてディーゼル車は佐用(さよ)駅に到着である。土曜の午後なので乗り降りも少なく、忘れられたような列車となっている。また発車だ。


佐用~姫路

智頭急行が左手に分岐し、しばらく同じような風景が続く(ただしもう中国自動車道は見えない)が、そのうち森の規模が小さくなってきた。

小高い山が点々と続き、その間をディーゼル車がカーブして進むようになったのである。

なかなか他の地方では見られない風景だなあと思いながら時間を過ごす。そのうち市街地の建物が見えてきた。どうやら姫路が近づいてきたようだ。

姫路から夜行バスに乗るのは1年半ぶりだが、半年前にも山陽電鉄に乗るため姫路では降りている。またあのうまいそば屋の「御座候(ござそうろう)」に行ってみたい。

建物がどんどん増えていき、山陽本線とも合流して、ディーゼル車は都会の駅、姫路駅のいくつもあるホームの1つに到着した。

さあ、そば屋に行こうと、ぼくは階段を上がり、新幹線側の改札口へと急いで行った。

山陽電鉄

夕食

姫新線を姫路で降りるとぼくは、また例の新幹線乗り場の近くにある「御座候(ござそうろう)」というそば屋に行った。とある書籍で紹介されていたので何度でも行くのである。

今日もそばをすすることができた。今日もうまかった。あとは姫路から高速バスで渋谷まで帰れば今回の旅行は終わるのだが、まだ午後6時前である。バスの時刻は午後9時半だ。

このあたりで乗っていない路線と言えば、山陽電鉄の網干(あぼし)線がある。山陽電鉄の飾磨(しかま)駅から山陽網干駅まで走っている短い路線である。しかもこの山陽網干駅は、JRの網干駅から多少離れた所にあるようだ。とりあえずJRの網干駅から歩いてみよう。こういう場所を歩くのは好きなのである。

網干止まりの電車があるので網干に行くのはそれほどたいへんではない。18きっぷを見せてホームに戻り、電車に乗って網干に着いた。そして18きっぷを見せて改札を出た。新しい18きっぷの1日目の使い終わりは網干になったのである。


網干~山陽網干

18きっぷをしまうと、南に向けて歩き出した。

てくてく、てくてく歩いた。

3月の初めである。日は短く既に日は暮れている。でもまだ6時半ごろであり、時間はたっぷりとある。

暗いとは言え、大通りである。とぼとぼと進んでいく。

家々はまばらにあり、畑の多い土地であった。車通りはたまにある。でも平坦な土地なのでそれほど歩きにくいわけではない。

やがて左手に駅らしいものが見えてきた。

着いた。うん、網干と書いてある。自動改札もある。駅はりっぱだけど客が少ない。ちょっとつらい路線である。


山陽網干~山陽姫路

山陽姫路まできっぷを買ってホームに入った。そのうち電車が入ってくる。10人程度のお客が降りてきた。
そして飾磨行きの電車に乗る。お客は10人以下である。発車。暗い景色の中を走る。

ごとごと電車は走る。あまりお客も乗って来ないまま、飾磨に着いた。

そこは丸ノ内線の中野坂上(なかのさかうえ)と同じで、ホームが2面あり、山陽網干から来た電車は2つのホームの真ん中に停まり、両側のドアが開く方式になっている。そして2つのホームの外側にそれぞれ三宮方面、姫路方面の電車が停車する。

こういう駅は便利なのだが、鉄道会社にとっては必ずしも便利とは言えないらしく、全国的には珍しい方式であるのが悲しいところである。特に真ん中にレールを持ってくるために立体交差にしなければならないのがむずかしいところなのである。

飾磨駅の姫路方面ホームでしばらく待つと山陽姫路行きの電車がやってきた。乗る。今まで乗ってきた電車よりお客は多いようだが、車両数が多いので1車両ごとのお客の数が少なく、やっぱりすいている。
発車。今度は多少家並みが多い中を走っていく。

山陽姫路が近づいた。

電車は新幹線をまたぎ越し、山陽姫路の行き止まりホームに到着した。これで今日の旅行も終わりだ。


姫路バスターミナル

もう2回も来ているので勝手はわかっている。駅を出るとすぐに渋谷行きのバスターミナルになっているので楽だ。

近くのコンビニで飲み物を買ったりして、ターミナルに戻ってバスの発車を待った。

発車時刻になり、バスターミナルにバスが到着した。

おととしに乗ったのは東急バスだったが、今度は姫神(きしん)バスの「プリンセスロード」と呼ばれるバスが一夜の宿となる。もちろん満席だ。

今日も高速バスは快適だなあなどと思いながら席にすわり、シートベルトをしめた。そしてバスは渋谷に向けて走り出していった。

高速バス・姫路~渋谷

姫路

姫路駅を出発すると、いつものようにディスプレイに夜行バスの案内が映った。おととし姫路から渋谷まで乗った時の東急バスの映像と、今回の姫神バスの映像がけっこう違っていておもしろい。
そこから先、三宮までは特に何かあるわけではない。

昔の中国地方は、内陸に中国自動車道はあったが、瀬戸内海沿いは西宮より西に高速道路はなかったはずである。しかし今は山陽自動車道がかなり延びているらしく、姫路-三宮は山陽自動車道経由である。

三宮に到着。残りのお客が乗り、満席になるともう一度ディスプレイに案内が流れて消灯となった。夜行2連続なのですぐに眠くなり、眠ってしまった。


渋谷

起きると目の前のカーテンは開けられ、目の前には都心の高いビルが並んでいた。
もう都内に入っているようで、ディスプレイにはニュースが映っていた。NHKのようだ。どうやら今日はおととし12月に津山から浜松町まで乗った時のように山手線が止まっているなんてことはなさそうだ。
そのうちニュースが中断し、姫神バス版の東京の案内が始まる。浅草とか、東京ディズニーランドとかの案内がおもしろい。渋谷が近づいた。バスは首都高を降りる。渋谷は東名高速道路からつながる首都高がすぐそばを走っていて便利である。

バスは渋谷駅の東口には停まらずに東急インまで進む。どうやら午前6時までに着くことができたら渋谷駅にも停まるが、それを過ぎたら東急インまで行くようだ。おととし9月は渋谷駅で降りたっけなあと思い出す。
そして無事東急インに着き、バスを降りる。今日も予定通り旅は進み、アパートに帰れそうだ。しかしまだ青春18きっぷは4枚・・・じゃなくて4回分残っている。
がんばって4回分乗ろうと思いながら、ぼくはまだお客の少ない日曜朝の渋谷駅へと歩いていった。アパートに戻ったらお昼まで眠ろう。

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