交通機関・非軌道系
航空機
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説明
その昔、国鉄の運賃が航空機の運賃の数分の1だったころ、航空機は高嶺の花で、外国に行く時にだけ使われていた。国内のどんな場所に行く時もみな、どんなに時間がかかっても、だれもみな国鉄を使っていた。
それを変えたのは国鉄の値上げであった。かなりの場所で、国鉄の運賃と航空機の運賃があまり変わらなくなったのだ。たちまち航空機は遠距離移動の一般的な乗り物になった。
ただし、国鉄の値上げの原因は自家用車の普及によるものが大きい。
だから航空機が一般的に使われるようになったのは自家用車のおかげと言えるかもしれない。
また、国鉄→JRが大部分でライバルのいない営業であるのに対して、航空機は複数の航空会社があり、競争にさらされていることも特徴である。ただ、最近は買うタイミングで運賃が安くなったり高くなったりしてわかりにくいのが不安なところである。
また、お客の多い東京~大阪でなかなか新幹線から客を奪えないことも特徴である。やはり坂本九さんが亡くなった事故が大きく影を落としているのだ。
彼は「この世で一番肝心なのは素敵なタイミング」と歌っていたが、最悪なタイミングが彼の命をこの世から奪ったことがなんとも皮肉なことである。
よく列車の旅と比較して航空機の旅行が味気ないという人がいるが、そんなことはないと思う。窓から見える夜景や昼間の陸地の風景、たとえ雲がかかっていても、一面に広がった雲の風景など、航空機ならではの楽しみも多く、飽きさせないものである。
複数の航空会社の競争の一環として、1997年から国内の航空会社がマイレージシステムを運用している。
運用方式はしばしば変更になるが、現在の運用方式については以下のリンクを参考のこと。
最新の無料航空券 |
各航空会社の無料航空券獲得に必要なマイル数について説明しているページです。 |
フェリー
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説明
人類の最も古い乗り物は船でした。
日本はまわりを海で囲まれているため、船をつくり、運航する技術も優れていました。
ですから鉄道や航空機が発達していなかったころから日本の船のネットワークは進んでいたわけです。鉄道の建設にも船が役立ちました。
しかし、悪天候に弱いとか、戦争になった時にまっさきにねらわれるとか、そういう欠点があり、鉄道や道路が発達すると船の航路は次第に減っていきました。
しかし、なんと言っても船の利点は豊富な居住スペースにあります。
そんなこともあって、まだまだ船は残っています。鉄道と同様、船にロマンを求める人もいるでしょう。
また、船には自家用車を運搬するという仕事もあります。自家用車を運搬する船は一般にフェリーと呼ばれています。
九州には安く通れる関門国道トンネルや関門橋があるため積極的に利用する意味はあまりないのですが、自家用車のみで往来できる手段のない北海道や、相対的に橋を使う運賃の高い四国などでフェリーが多く利用されています。
おりを見てこれからも適当な区間でフェリーに乗っていきたいものです。
なお、ここでは便宜的に自家用車の運搬を行わない船もフェリーの仲間として扱うことにいたします。
また、「青函連絡船」と「宮島航路」はJRの路線としてJRの路線インデックスでも扱うことにいたします。
それ以外の航路は路線インデックスでは扱わないことにいたします。
夜行バス
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説明
ある日、本屋で立ち読みしようと歩いていたら、「はじめての高速バス」という本を見つけ、買ってしまいました。
なんでも夜行バスという交通機関がかなり成長しており、全国の高速道路を夜間にかけめぐり、寝台特急よりはるかに安い運賃で目的地に向かえる交通機関のようです。
ぼくは本を読むとこの夜行バスに乗りたくなり、機会を見つけて乗ってみました。
そして何度も乗り続けて今に至ります。
夜行バスは寝台特急と違って横になれませんが、リクライニングシートがあるので多少は乗りごこちがいいです。しかし、エンジンの振動とかあるので、最高に眠りやすいというわけでもありません。
ですがなんと言っても安いですし、寝台特急が通らない土地にも行っているので、ぼくは寝台特急よりも高速バスの方に多く乗っています。
ただ、どこ行きのバスが東京のどこから出ているかがとてもわかりにくいのが最大の難点だったりします。きっぷを買う場合も駅で買えるものもありますが、たいていはその他の方法で買う必要があります。
いずれにしてもどんどん乗ってみたい乗り物です。
一時期、「高速ツアーバス」と呼ばれる時刻表にも載っていないバスが出ていて、時刻表に載っているバスよりさらに安かった時代があったそうです。ですが、きっぷをどうすれば買えるのか、どこからバスに乗るのかがさらにわかりにくかったようです。高速ツアーバスのことを詳細に記述した書籍も少なかったようです。
いろいろあって2013年8月現在高速ツアーバスという呼び方は廃止になり、国土交通省の扱いでは2013年7月当時に時刻表に掲載されているバスもされていないバスも同じ扱いとなりました。
しかし時刻表の扱いは異なり、2013年8月発売のJR時刻表では2013年7月当時に時刻表に掲載されていなかったバスの一部について、以下の項目のみ掲載されるようになりました。
・バスの運行区間
・バス会社の連絡先電話番号
・バス会社のURL
しかし発着時刻および運賃は掲載されておりません。また、JTB時刻表には上記のうち「バス会社のURL」しか掲載されておりません(サイトがある会社のみ)。それも臨時バスの掲載エリアにひっそりと掲載されているのみです。
2015年現在時刻表に載っているバスにはない東京~七尾間、東京~和倉温泉間を走るバスがあるようです。どうやら「グリーンライナー」で検索し、「丸一観光」を選択すると予約できるらしいです。
しかしかつて高速ツアーバスと呼ばれていた時代にあった東京から長崎行きのバスはなくなってしまいました。和倉温泉行きもいつまであるかわかりません。
もしこれらの時刻表に載っていないバスを使うならインターネットを使って情報を集めて覚悟して利用してください。
2013年まで高速ツアーバスだったバス会社の高速バスは相変わらず時刻表に掲載されていないのですが、2018年になって変化がありました。なんと大阪から福岡までの夜行バスが高速ツアーバスのみになり、時刻表に掲載されなくなったのです。ほかにも大阪から鹿児島までの夜行バスが廃止されたりしています。
今後とも同様の区間が生まれるかもしれません。注意が必要でしょう。
さらに、2020年3月をもって日本で最も客が多かった最後の夜行快速のムーンライトながらが廃止されてしまったので、今後はこれらの客も夜行バスを選択することになり、また一つ状況が変化します。注意が必要でしょう。
夜行でないバス
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夜行でないバスの旅行記は多数のため、Template-Partyの折りたたみプログラムを使うことにしました。下のバラ色っぽい棒を押すと旅行記へのリンクが表示されます。
説明
鉄道のない所の交通機関はバスに頼るしかありません。
ただし短距離のバスは、鉄道に比べると通常は運賃が高いし、なにしろ渋滞にまきこまれると遅いので渋滞がちな所ではとても不便です。また、鉄道と比べると細かく細かくバス会社が分かれているので、乗り継ぐ必要があって運賃が高くなることがあります。
結局は鉄道と同じで、自家用車により客が少なく赤字の会社が多いようです。
最近長距離を走るバスが増えて、鉄道から客を奪う路線も多いようです。
青春18きっぷの旅行でも、短距離のバスを効果的に使うと便利なことが多く、時刻表を見て計画に入れたり、その場でバスを見つけて無計画に乗ったりしています。
なお、北陸新幹線が金沢まで開業したのと同時に、JR時刻表は定期観光バスの案内を簡略化してしまいました。
JTB時刻表の定期観光バス案内は従来通りですので、定期観光バスの利用を行いたい場合、JTB時刻表を使うと便利でしょう。