都道府県・関東
茨城
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てびき
常磐線、水戸線、水郡線といったJR線と、関東鉄道、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道といった私鉄のある県である。
東京からだと常磐線を使うルートが一般的で、その他目的地に応じて東北本線、鹿島線、つくばエクスプレスなどを使い分けることができる。
バスも出ていて茨城各地に通じている。新幹線の駅がないが高速道路はある場所は高速バスが発達するのが全国どこでもみられる現象である。
ホリデーパスは値段が上がって「休日おでかけパス」になってしまったが、下館に行けるようになったので、関東鉄道は休日おでかけパスで下館に向かって下館から乗るとお得である。休日おでかけパス圏から遠いその他の私鉄などは青春18きっぷを使うのがおすすめである。
ただし水郡線は2時間近く列車が来ないことがあるので時刻表で良く調べておく必要がある。
なお、残念なお知らせがある。常磐線の勝田~日立間は、2014年までは普通列車の時刻が「東京時刻表」に掲載されていたが、2015年になって上野東京ラインが開業すると、開業と引き替えに東京時刻表は勝田以北の常磐線普通列車発着時刻掲載をやめてしまった。残念なことである。今後日立までの時刻を調べる場合、全国版の時刻表を購入することが必要になってしまった。
一方近隣のひたちなか海浜鉄道の「全駅の」発着時刻が掲載されているのは東京時刻表のみなので、ひたちなか海浜鉄道から勝田で日立方面に乗り換える場合、東京時刻表と全国版の時刻表がいずれも必要になるわけである。
栃木
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てびき
東北本線、両毛線、日光線、烏山線といったJR線と、東武鉄道、真岡鐵道、わたらせ渓谷鐵道といった私鉄のある場所である。
日帰りできる場所なので、JRに乗る場合は青春18きっぷを使うのがおすすめであり、私鉄に乗る場合普通にきっぷを買うのがおすすめである。
なお栃木県の私鉄は、真岡鐵道、わたらせ渓谷鐵道がその他の鉄道から行こうとすると他県を通らないと行けない場所にあるので、どちらかというとわたらせ渓谷鐵道に乗る場合群馬県の私鉄、真岡鐵道に乗る場合関東鉄道などの茨城県の私鉄とセットにして乗り、その他の私鉄をまとめて乗るのがおすすめである。
群馬
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てびき
高崎線、上越線、信越本線、吾妻線、八高線、両毛線といったJR線と、東武鉄道、上信電鉄、上毛電鉄、わたらせ渓谷鐵道といった私鉄のある県である。
東京からだと、JRは青春18きっぷを使い、日帰り旅行を何回か繰り返して乗るのが良い。
私鉄も、わざわざ宿泊して乗るほどではないだろう。
ただし、吾妻線の万座・鹿沢口~大前間は一日数本しか電車が通らないので注意が必要である。
なお、上野と水上(みなかみ)を結ぶ在来線の特急水上は、2010年12月をもっておもに土日に走る臨時列車になった。水上に行くには新幹線の上毛高原からバスに乗って行けば十分と判断されたのであろう。その後多客期にも走らなくなった。
また、2017年3月から、一部の上越線・吾妻線の普通列車が新前橋発着になって高崎に乗り入れなくなったり、両毛線の普通列車に伊勢崎止まりの電車が増えて伊勢崎より東に向かう電車の数が減ったりしている。群馬のJRに乗る際は時刻表をよく見て計画を立てよう。
補足
従来、吾妻線の長野原草津口駅にはみどりの窓口があった。しかし2019年現在では閉鎖され、指定席券売機があるのみである。
2019年現在、駅近隣の草津温泉にはみどりの窓口が残っているので、草津温泉からバスやタクシーで長野原草津口に向かい吾妻線に乗る場合、もし指定席券売機の操作が苦手ならば、草津温泉のみどりの窓口できっぷを購入した方が良いだろう。
埼玉
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てびき
東北本線、高崎線、武蔵野線、川越線、八高線といったJR線と東武鉄道、西武鉄道をはじめとするたくさんの私鉄のある県である(なお、埼京線は正式には東北本線の一部である)。
JR線は青春18きっぷなどを使い、何日かかけてじっくり乗るといいだろう。もっとも他の県に乗る時に通過するから、あまり意識せずに乗ることになりそうである。休日おでかけパスは、どうしても青春18きっぷが使えない時期にでかけたいという目的でもない限り使わない方が良さそうである。
私鉄も他の県に行く際に通り抜ける場所は通り抜けて乗った方がいい。
あとは埼玉県内で完結している路線であるが、これも何日かかけてじっくり乗った方がいい。
埼玉県民の日にはいろいろなフリーきっぷが出るそうだが、たいてい平日なのでめったに使えるきっぷではないのが残念である。
千葉
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てびき
総武本線、常磐線、京葉線、武蔵野線、外房線、内房線、東金線、成田線、鹿島線といったJR線と、京成電鉄、東武鉄道、小湊鉄道、いすみ鉄道、銚子電鉄、成田スカイアクセスといった私鉄のある県である。
東京からだと総武本線を使うルートが一般的である。
東京に住む人が効率よく千葉県の鉄道に乗るなら、青春18きっぷを使うか使わないかよく考えることが肝心である。
館山・安房鴨川・銚子などは青春18きっぷがおすすめである。小湊鉄道・いすみ鉄道は、2012年3月まではホリデーパスに茂原~大原別払いで行くのが良かったが、ホリデーパスが値上げして「休日おでかけパス」になったため、小湊鉄道・いすみ鉄道も青春18きっぷを使った方がいいエリアに変わった。
ただし休日おでかけパスは久留里線に乗れるようになったので、久留里線に限れば休日おでかけパスを使い、暑すぎず寒すぎない季節に行くといいだろう。
それから鹿島線は6月の梅雨シーズンに土浦から潮来(いたこ)まで観光船が出ているので、休日おでかけパスで土浦に行き、観光船に乗った後で潮来→鹿島神宮→成田ルートで行くとおもしろそうである。
なお、2015年3月現在、内房線の特急さざなみは、平日は東京~君津間のみの運転となり、君津行きは夕方、東京行きは午前中のみというダイヤになってしまっている。普通列車も君津以南は1時間に1本程度だし、行くなら時刻表をよく見て行くことが肝心である。
東京(動)
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てびき
山手線をはじめとするJR線や、東京地下鉄をはじめとする私鉄がある都道府県である。
意外と「網の目のように」路線があるわけではなく、出発点と到着点によっては鉄道交通が不便な場所も多い。
また、地下鉄などは、新しくできた路線ほど駅が地下深くにあることが多くて不便であるようである。
とにかく路線がたくさんあるので、時間をかけてじっくり乗った方がいい。その際、いくつかの鉄道会社では一定区間乗り放題のお得なきっぷを出しているので、どの路線に乗るかによって使うお得なきっぷを選択することが肝心である。
残念ながら、そのようなお得だったきっぷのうち「都区内フリーきっぷ」「都区内・りんかいフリーきっぷ」は、2013年3月31日に廃止されてしまった。
これらのきっぷは東京23区の外から23区内のJR駅への行き帰りの権利と、23区内のJR駅乗り放題の権利がセットになっていたきっぷだったので、廃止されたのは残念なことである。
23区内のJR駅乗り放題の権利のみの「都区内パス」は4月1日以降も発売される。また、23区内のJR駅乗り放題の権利と新幹線や特急に乗れる権利がセットになっている一部のきっぷに存続するものもあるので時刻表でよく確認すること。
地下鉄関連のお得なきっぷも存続するようである。
その他、場所によっては期間限定のお得なきっぷがあることもあるので、チャンスがあればのがさず使おう。
なお、この県が「最遠地点」である旅行記がないため、この県で通過・鉄道乗り換え以外の行動を行っている旅行記を上であげている。
神奈川
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てびき
東海道本線、根岸線、南武線、横浜線、横須賀線、相模線、御殿場線といったJR線と、県の広い範囲にわたる私鉄のある県である。
意外と効率よくたくさんの路線に乗るのはむずかしく、特に箱根地域は日帰り旅行を何回か繰り返し行った方が泊まりがけで行くより効率が良い。
従来大宮と鎌倉を結んでいた「ホリデー快速鎌倉号」は、2011年から南越谷と鎌倉を結ぶ快速になった。
考えてみれば湘南新宿ライン運用開始以来、大宮から鎌倉には毎日湘南新宿ライン経由で行けるのだし、南越谷始発でも誰も困らないだろう。