交通機関・新幹線
のぞみ
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説明
300系として走り出した時から、東海道新幹線で最速の新幹線となった。
博多まで延伸されて本数が増え、さらに新大阪~博多まで500系のぞみが走り、東京まで延伸されて本数が増え、さらに700系のぞみが走り出し…というようにのぞみは増え、気がつくとひかりの本数に匹敵するまでになってしまった。
さらに2003年10月にはのぞみの本数はひかりを超えるまでに至った。そして臨時列車でないのぞみはすべて500系もしくは700系となり、300系がひかりやこだま用になってしまった(その後300系は廃止)。
JRではのぞみに関する割引きっぷをほとんど出さず、あくまでのぞみを定価で乗って欲しい列車と考えているらしい。
ただ、お客はのぞみはひかりよりちょっと速いだけで高い列車と考えており、ひかりを一般的に乗る列車と考えている人が多いようだ。
以前は「選んでのぞみに乗る客もいる。」というような状況だったが、現在は「のぞみしかないので仕方なく乗る」という状況になっている。そんなわけで今日ものぞみは混雑しているのだ。
航空機がライバルかもしれないが、航空機は割引はさかんだが割引が使える客はものすごく少なく、「定価」はのぞみよりずっと高い。以前はのぞみより航空機の定価が安かったこともあっただけに悔やまれることである。
いずれにしても、「こだわり」の客が乗っていた時代は去り、今は「ほかに選択肢がないから乗る」という時代に変わった列車、それがのぞみである。
ひかりと同じく、無事に走りさえすれば客は来る列車であるため、JRも集客よりも無事に走らせることに努めている列車である。
大量に死者の出る事故のないことを祈りたいものである。
2007年7月1日に、N700系と呼ばれる新型列車が走り始めた。しかもそのうちの1本ははじめて、品川始発の列車となった。無事に走ることを祈りたいものである。
2008年3月15日には、すべてののぞみ・ひかりが品川と新横浜に停車するようになり、今まで午後の時間帯にかけて走っていた岡山発着ののぞみが広島まで走るようになった。
そして500系はのぞみから引退し、新大阪以西のこだま専用になり、2020年3月には700系も東海道新幹線からは引退して新大阪以西のひかり・こだま用になっている。
ひかり
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基本
その昔は、東海道新幹線および山陽新幹線で最速の新幹線であった。
しかし、「のぞみ」が走り出してから、JRでは「のぞみを補完する列車」と考えているらしい。
しかし、お客はそうは考えず、ひかりを一般的に乗る列車、のぞみはひかりよりちょっと速いだけで高い列車と考えているようだ。
そんなお客のおもいと鉄道会社のおもいが乖離(かいり)した列車がひかりであると言えよう。
ともあれ今日もひかりの自由席は立ち客をたくさん詰めて走っていく。
お客は選択の自由もなく、ただ乗るばかりである。とても不幸な気がする。
とりあえず無事に走れば黙っていても客は来るので、無事に走ることだけ日々考えられて運行されているのがひかりの特徴である。
のぞみが走り出してからのぞみより1ランク古い車両が使われてきたが、最近では500系や700系のぞみが走り出すようになったため、100系だけではなく300系もひかりやこだまに使われるようになってきた。そして山陽新幹線だけではあるが、700系を使った「ひかりレールスター」という車両もデビューしている。
さらに2003年10月にはのぞみの本数はひかりを超えるまでに至った。のぞみにも自由席ができたものの数は少なく、自由席に乗りたい人は数の減ったひかりやもともと少ないこだまに殺到するようになっていると思われる。あるいはあきらめ気分でのぞみに乗るかである。
また、100系は新大阪以西のこだま専用となり、ひかりはすべて300系もしくは700系となった(その後100系、300系は廃止、500系は新大阪以西のこだま専用になった)。
品川に駅ができ、2007年7月1日に、朝6時品川始発ののぞみができたが品川始発はそれだけで、ひかりやこだまには品川始発の列車はいまのところない。このダイヤは予想できなかった。
また、2008年3月15日には新横浜朝6時発広島行きひかりという新しい列車ができ、ひかりはのぞみとともに品川・新横浜にすべて停車するようになった。
現在、この新横浜発の列車と広島発東京行きひかりの計2本を除き、東京からのひかりは岡山までしか行っていない。
また、名古屋発博多行きの1本を除き、博多発着のひかりは最長でも新大阪までしか行っていない。
さらに、いまだに「フルムーンパス」はのぞみが使えないため、フルムーンパスで東京から小倉や博多に行く主催旅行は、新大阪や岡山でひかりを乗り継ぐ行程になっているのが痛々しい。
乗り継ぎ割引
踊り子は小田原・熱海・三島でひかりやこだまに乗り継ぐと条件が合えば乗り継ぎ割引が受けられるのだが、残念ながらサフィール踊り子は乗り継ぎ割引できなくなった。サフィール踊り子に新幹線から熱海で乗り継ごうとしている人は注意しよう。
こだま
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基本
東海道新幹線ができた時から、新幹線の各駅に停車する列車として走っている列車である。
山陽新幹線が博多に延伸した際にも新大阪から博多までの各駅停車にはこのこだまという名前が使われた。
しかし東京から博多までひとつづきの列車は走らず、必ず新大阪で区切られ、東京~新大阪、新大阪~博多という運行形態をとっている。
その他、国鉄時代から小倉~博多間のこだまが頻発していた。また、最近になってこまぎれに区切られるようになり、東京~名古屋、広島~博多、さらに最近になって姫路~博多というこだままで走るようになった。(その後岡山~博多間に短縮された。)
以前はひかりとこだまが停車する駅は厳格に分けられていて、たいていの駅にはこだましか停車しなかった。しかし、年月が進むにつれて以前こだまが停車しなかった駅にもひかりが停車するようになり、それとともにこだまの客が徐々に少なくなっている。
臨時列車が出る際も、こだまの臨時は出ず、たいていひかりの臨時列車である。
お客が減ったとは言え、こだましか停車しない駅はなくなることはないので、この列車も意義はある。
また、山陽新幹線の車両数の少ないこだまではどうか知らないが、東海道新幹線のこだまはめったにすわれないことがないので、ひかりが混雑するなら使ってみるのもおもしろい。
とりあえず必要な人は必ずいるので、列車数が極端に減らないことを祈りたい列車である。
乗り継ぎ割引
踊り子は小田原・熱海・三島でひかりやこだまに乗り継ぐと条件が合えば乗り継ぎ割引が受けられるのだが、残念ながらサフィール踊り子は乗り継ぎ割引できなくなった。サフィール踊り子に新幹線から熱海で乗り継ごうとしている人は注意しよう。
はやて
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説明
名称としては2002年12月に新設された新幹線であるが、2020年現在、以下の運用になっている。
(1) 北海道新幹線の新青森~新函館北斗を結ぶ列車。
(2) 東北新幹線と北海道新幹線を直通し、盛岡~新函館北斗を結ぶ列車。
このほか、臨時列車には東京〜盛岡、上野~新青森を結ぶはやてもある。
2011年に新しい新幹線はやぶさが走り始め、2014年にはやぶさ車両の増備が進んだため、それ以前に比べてはやての運用を減らしているというわけである。
今後はやての名称が消えてしまう可能性もあり、今のうちに乗っておきたい新幹線である。
やまびこ
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説明
東北新幹線の、東京から仙台もしくは盛岡に向かう列車がやまびことして運行されている。
以前は大宮(のちに上野、東京)から仙台までの各駅停車の新幹線があおばで、どこか1駅でも停車しない駅がある新幹線がやまびこであった。
1990年代途中に、宇都宮や那須塩原の沿線から新幹線で東京に通勤する客が多いことに着目し、東京から那須塩原止まりのなすのという新幹線ができてからあおばという名称は廃止になり、たとえ各駅停車でも仙台に向かう新幹線はやまびこと呼ばれるようになった。
2002年12月に新幹線が八戸に向かうようになってから、八戸(のちに新青森)に向かう列車はすべてはやてとして運行されるようになり、やまびこは盛岡止まりとなった。
2010年12月の八戸~新青森開業で、なぜか仙台~盛岡間のやまびこが早朝深夜からちょっとだけはずれた時刻に走るようになっている。理由はわからないがおもしろい。
なお、2012年まで走っていたMAXやまびこは、2013年になって走らなくなった。MAXの車両はすべて上越新幹線で運行されるようになった。
どうしてもスピードが遅いことが原因ではないかと思われる。座席が足りるのか心配である。
東北新幹線ができてから、羽田から仙台、羽田から花巻までの航空機が廃止されたため、やまびこはほぼ唯一の仙台・盛岡に向かう交通機関としてビジネス客などに使われている。
しかしはやて、そしてはやぶさができて、はやてやはやぶさがやまびこを追い抜くダイヤになっていることもあり、かなりの客がはやぶさに移動している。
はやぶさは全車指定席であることもあり、盛岡より北に行かない客で指定席が取れない客などにやまびこは使われ続けているようである。
以前は東京~仙台間ノンストップのやまびこもあったが、はやてができてから、一部の臨時列車を除いて少なくとも福島には停車するようになった。宇都宮や郡山には停車しないやまびこも若干あるようである。
こまち
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基本
東京から盛岡まで東北新幹線を走り、盛岡から秋田新幹線に入って大曲(おおまがり)に至り、そこから逆方向に進んで秋田に至る新幹線車両を利用した列車である。
東京から盛岡まではたいてい他の新幹線と連結して走っている。その連結される相手は時代により異なる。以下の通りである。
・1997年3月から2002年12月までは東京~盛岡間は新幹線やまびこの車両と連結されて走り、盛岡で分割されていた。
・2002年12月から2014年3月までは、新幹線はやての車両と連結されて走り、同様に盛岡で分割されていた。
・2014年3月以降、新幹線はやぶさの車両と連結され、同様に盛岡で分割されるようになった。
盛岡~秋田間はいわゆる「ミニ新幹線」で、盛岡~大曲間は普通列車も通るレールの上を走る。
大曲~秋田間で走るレールはいまのところ普通列車は走っていないが踏切はある。
そのためこの区間では速度は普通の特急並みで、かつてほくほく線に走っていた在来線特急のはくたかより遅いくらいである。
列車の幅も在来線に合わせてあるので、東京~盛岡間では乗り降りの際に車両出口とホームの間にすきまがあり、渡り板が渡されて乗客は乗り降りする。
以前盛岡~秋田を含む区間を走っていた在来線特急は「たざわ」という名前で、秋田新幹線の愛称を募集した時も一位はたざわだったのだが、三位くらいだったこまちという名前がなぜか採用され、現在JRに「たざわ」という名前の列車はない。
利便性
ほとんど秋田の人が使う新幹線であるが、山形新幹線は庄内地方の人があまり使わなさそうなのに対して、秋田新幹線は秋田一円の客が使っていそうである。
そのせいで航空会社も秋田に関しては力を入れているようで、こまちも予断を許さない状況であるが、ニューヨークのテロのせいで保険料が上がって航空運賃も上がってしまい、なんとか続いていくのではないかと思われる新幹線である。
補足
なお、2010年代前半からこまちとは別に、こまちより若干特急料金の高い「スーパーこまち」と呼ばれる新幹線車両が秋田新幹線区間を走っていたが、2014年3月15日をもってスーパーこまちでない方の秋田新幹線車両(2014年3月14日までこまちとして運行されていた車両)が運行を終了し、「スーパーこまち」の名前がなくなり、2014年3月14日までスーパーこまちだった車両がこまちとして運行されることになった。
これに伴い、2014年3月15日からこまち車両の東北新幹線内での特急料金は2014年3月14日以前のスーパーこまちの特急料金のみとなり、安く上げるには東京から盛岡まではやてかやまびこに乗り、盛岡でこまちに乗り換えるといっためんどうなことが必要となった。
つばさ
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説明
東京から福島まで東北新幹線を走り、福島から山形新幹線に入って約半分の列車は山形へ、残りの半分は山形を経由して新庄(しんじょう)に至る新幹線車両を利用した列車である。
ほとんどの列車は、東京~福島間は新幹線やまびこの車両と連結されて走り、福島で分割される。しかし山形新幹線に行けるホームが福島駅の一番西のホームしかないので、下りはいいが上り列車はやまびこが東寄りレールからポイントを何本も渡って西のホームに行き、つばさを連結してまたポイントを渡り、東側のレールに移動して郡山に向けて走り出す。
福島~新庄間はいわゆる「ミニ新幹線」で、普通列車も通るレールの上を走り、踏切もある。そのためこの区間では速度は普通の特急並みで、かつてほくほく線に走っていた在来線特急のはくたかより遅いくらいである。
列車の幅も在来線に合わせてあるので、東京~福島間では乗り降りの際に車両出口とホームの間にすきまがあり、渡り板が渡されて乗客は乗り降りする。
「つばさ」はもともと上野~福島~山形~秋田を通る在来線特急の名前で、ミニ新幹線となる際にもこの名前が採用されている。
ほとんど山形の人か、山形に用事がある人にしか使われていない新幹線であるが、山形空港から羽田行きの航空機が減ってしまうくらいにつばさは利用されており、今後も安泰な新幹線である。
あさひ
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説明
上越新幹線開業時から2000年ごろまで走っていた新幹線の特急である。
当初、上越新幹線は、各駅停車の「とき」と、少なくとも1駅以上停車しない駅があるあさひの2種類があった。
その後北越急行ができて越後湯沢以北の客が減ってしばらくして、上越新幹線はときがなくなり、替わりに越後湯沢・ガーラ湯沢以南を「たにがわ」が走るようになった。
その時から、浦佐以北を走る上越新幹線は、たとえ各駅停車でもあさひに分類されるようになったわけである。
しかし東京から長野まで新幹線あさまが走るようになり、「あさま」と「あさひ」はまぎらわしいという意見ができて、そのためあさひはときに改称されたわけである。ときという名前が復活したがあさひは廃止になったわけである。
上越新幹線開業当初はあまりダイヤに柔軟性がなく、ときとあさひはあまり途中駅で追い越しとかしないダイヤだった。また、あさひの通過駅はそれほど列車によって種類は多くなかった。
しかしあさひの改称直前時は、いろいろ通過駅にバラエティが出てきていた。逆に言うと、時刻表を良く見ないと目的地を通過するのか停車するのかわかりにくくなっているということである。ときになってもわかりにくさは変わらない。
とき
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基本
上越新幹線開業時から現在まで走ってはいるが、一時期走らなくなって、また名称が復活した新幹線の特急である。
当初、上越新幹線は、各駅停車のときと、少なくとも1駅以上停車しない駅がある「あさひ」の2種類があった。
その後北越急行ができて越後湯沢以北の客が減ってしばらくして、上越新幹線はときがなくなり、替わりに越後湯沢・ガーラ湯沢以南を「たにがわ」が走るようになった。
その時から、浦佐以北を走る上越新幹線は、たとえ各駅停車でもあさひに分類されるようになったわけである。
しかし東京から長野まで新幹線あさまが走るようになり、「あさま」と「あさひ」はまぎらわしいという意見ができて、そのためあさひはときに改称されたわけである。ときという名前が復活したがあさひは廃止になったわけである。
上越新幹線開業当初はあまりダイヤに柔軟性がなく、ときとあさひはあまり途中駅で追い越しとかしないダイヤだった。また、あさひの通過駅はそれほど列車によって種類は多くなかった。
しかしあさひの改称直前時は、いろいろ通過駅にバラエティが出てきていた。逆に言うと、時刻表を良く見ないと目的地を通過するのか停車するのかわかりにくくなっているということである。ときになってもわかりにくさは変わらない。
2013年になって、東北新幹線からは2階だて車両のMAXが引退し、上越新幹線のみ走るようになってしまった。
どれくらいいるかわからないが、2階の座席からきれいなながめを見てみたいなどという人は、2013年現在上越新幹線のMAXときかMAXたにがわに乗る必要がある。
なおあまり知られていないが、東北新幹線と同様に一部の上越新幹線は高崎や越後湯沢で分割・併合が行われる。そのようなとき・たにがわは時刻表にちゃんと掲載されているので、浦佐以遠にいく人でそのようなときに乗る人は、間違えて越後湯沢止まりのたにがわに乗らないように注意しよう。
補足
2019年3月16日から臨時列車でない特急いなほは、新潟駅で階段の上り下りなしに上越新幹線ときに乗り換えられるようになった。
ただし以下の注意すべき点がある。
・かつて2004年から2011年まで新八代で行われていた特急リレーつばめと九州新幹線つばめの乗り換えとは異なり、新幹線ホームといなほのホームの間には中間改札があるため、乗る場所によっては多少時間がかかる。あくまで「階段の上り下りが不要」にとどまっている。
・新幹線が新潟に到着すると全部のドアが開くが、いなほに階段の上り下りなしに乗り換えられるのは「万代口」側のドアだけである。
・いなほに階段の上り下りなしに乗り換えられる上越新幹線の新潟駅のホームが1つだけなので、残念ながら臨時列車のいなほには必ずしも階段の上り下りなしに乗り換えられるわけではない。
乗り換えられる上越新幹線は11番線に到着する上越新幹線だけであり、大型の時刻表を見れば確認可能である。もし11番線以外なら、従来通り階段の上り下りが必要である。
たにがわ
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説明
上越新幹線の、東京もしくは上野から越後湯沢もしくはガーラ湯沢まで走る新幹線特急である。
朝の通勤時間帯に高崎から東京まで走る列車もあり、2階建て車両のMAXたにがわもある。
この特急ができるまでは、上越新幹線は各駅停車の「とき」と停車しない駅のある「あさひ」の2種類だった。
1997年に北越急行が開通してしばらくして越後湯沢止まりのたにがわと新潟まで行くあさひの2種類となり、どちらにも各駅停車、停車しない駅のある列車の2種類が出現するようになった(その後、「あさひ」は「とき」に改称した)。
たぶん富山、金沢に行く客が長岡でなく越後湯沢で降りるようになり、越後湯沢-新潟の客が大幅に減り、越後湯沢に車両基地があることから越後湯沢止まりの列車を大幅に増やすことにしたのであろう。
またこの特急ができてから、上野-水上間を通る在来線特急谷川は、同じ読みということもあって特急水上に改称されている。
特急水上は2010年11月まで毎日走っていたのだが、2010年12月から臨時列車になってしまった。しばらく走っていたが、もう多客期にも走らなくなった。
2013年になって、東北新幹線からは2階だて車両のMAXが引退し、上越新幹線のみ走るようになってしまった。
どれくらいいるかわからないが、2階の座席からきれいなながめを見てみたいなどという人は、2013年現在上越新幹線のMAXときかMAXたにがわに乗る必要がある。
なおあまり知られていないが、東北新幹線と同様に一部の上越新幹線は高崎や越後湯沢で分割・併合が行われる。そのようなとき・たにがわは時刻表にちゃんと掲載されているので、浦佐以遠にいく人でそのようなときに乗りたい人は、間違えて越後湯沢止まりのたにがわの方の車両に乗らないように注意しよう。
補足
上野発着の新幹線は、通常は臨時列車のみであったが、2020年3月に平日のみではあるが、毎日走る上野止まりのたにがわが走り始めた。どうやら2019年の台風で新幹線車両を大量に廃車したことがめぐりめぐって生まれたダイヤのようである。
あさま
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説明
東京~大宮間は東北新幹線、大宮~高崎間は上越新幹線、高崎~長野間は北陸新幹線を走る新幹線車両を利用した列車である。
北陸新幹線が通称長野新幹線と呼ばれていた1997年からずっと走り続けている列車で、当時は東京~長野ノンストップの列車もあったが、その後大宮~長野ノンストップになり、北陸新幹線長野~金沢間開業後は毎日走るあさまは高崎には必ず停車、軽井沢~長野間各駅停車となっている。安中榛名のみ通過するあさまもある。
臨時列車には高崎を通過するあさまもある。
この列車の目的地は長野県だが、雪国である富山・石川に向かう車両が使われており、雪用の対策がほどこされた車両が使われているため、めったに雪により運行中止になることはない。
北陸新幹線は富山・石川に速達することを優先し、途中駅に停車しない列車を頻発させることを優先させたため、途中駅に停車するあさまは今後とも重要である。列車名の変更はあるかもしれないが、今後ともなくなることはないだろう。